今回も前回の続きの建設業許可が必要な29業種その3として業種を詳しく説明していきます。

15.板金工事業

金属薄板等を加工して工作物に取付け、又は、工作物に金属製等の附属物を取り付ける工事を板金工事業といいます。

この区分に該当する工事の例としては次のものがあります。

例:板金加工取付け工事、建築板金工事

 

16.ガラス工事業

工作物にガラスを加工して取り付ける工事をガラス工事業といいます。

この区分に該当する工事の例としては次のものがあります。

例:ガラス加工取付け工事

 

17.塗装工事業

塗料、塗材等を工作物に吹付け、塗り付け、又は張り付ける工事がこの区分に該当します。

この区分に該当する工事の例としては次のものがあります。

例:塗装工事、溶射工事、ライニング工事、布張り仕上工事、鋼構造物塗装工事、路面標示工事

下地調整工事及びブラスト工事については、塗装工事を行う際の準備作業として考えます。

 

18.防水工事業

アスファルト、モルタル、シーリング材等によって防水を行う工事を防水工事業といいます。

この区分に該当する工事の例としては次のものがあります。

例:アスファルト防水工事、モルタル防水工事、シーリング工事、塗膜防水工事、シート防水工事、注入防水工事

防水工事に含まれるものは、いわゆる建築系の防水工事のみです。トンネル防水工事等の土木系の防水工事はとび・土工・コンクリート工事に該当します。

 

19.内装仕上工事業

木材、石膏ボード、吸音板、壁紙、たたみ、ビニール床タイル、カーペット、ふすま等を用いて建築物の内装仕上を行う工事のことを内装仕上工事といいます。

この区分に該当する工事の例としては次のものがあります。

例:インテリア工事、天井仕上工事、壁張り工事、内装間仕切り工事、床仕上工事、たたみ工事、ふすま工事、家具工事、防音工事

家具工事とは、建築物に家具を据付け又は家具の材料を現場にて加工もしくは組立て据え付ける工事をいいます。防音工事とは、建築物における通常の防音工事であり、ホール等の構造的に音響効果を目的とするような工事は含まれないことに注意してください。

20.機械器具設置工事業

機械器具の組立て等により工作物を建設し、又は工作物に機械器具を取り付ける工事のことを指します。

この区分に該当する工事の例としては次のものがあります。

例:プラント設備工事、運搬機器設置工事、内燃力発電設備工事、集塵機器設置工事、給排気機器設置工事、揚排水機器設置工事、ダム用仮設設備工事、遊戯施設設置工事、舞台装置設置工事、サイロ設置工事、立体駐車設備工事

機械器具設置工事には広くすべての機械器具類の設置に関する工事が含まれます。機械器具の種類によっては電気工事、管工事、電気通信工事、消防施設工事等と重複するものがあります。これらについては原則として電気工事等それぞれの専門の工事の方に区分します。いずれも該当しない機械器具あるいは複合的な機械器具の設置が機械器具設置工事に該当します。

 

21.熱絶縁工事業

工作物又は工作物の設置を熱絶縁する工事についてはこの熱絶縁工事業と呼ばれます。

この区分に該当する工事の例としては次のものがあります。

例:冷暖房設備、冷凍冷蔵設備、動力設備又は燃料工業、化学工業等の設備の熱絶縁工事

 

22.電気通信工事業

有線電気通信設備、無線電気通信設備、放送機械設備、データ通信設備等の電気通信設備を設置する工事については、電気通信工事業として区分されます。

この区分に該当する工事の例としては次のものがあります。

例:有線電気通信設備工事、無線電機通信設備工事、データ通信設備工事、情報処理設備工事、情報収集設備工事、情報表示設備工事、放送機械設備工事、TV電波障害防除設備工事

既に設置された電気通信設備の改修、修繕または補修は電気通信工事に該当します。保守に関する業務は、電気通信工事に該当しません。

 

23.造園工事業

整地、樹木の植栽、景石の据付け等により庭園、公園、緑地等の苑池を築造し、道路、建築物の屋上等を緑化し、又は植生を復元する工事を造園工事業といいます。

この区分に該当する工事の例としては次のものがあります。

例:植栽工事、地被工事、景石工事、地ごしらえ工事、公園設備工事、広場工事、園路工事、水景工事、屋上等緑化工事

 

24.さく井工事業

さく井機械等を用いてさく孔、さく井を行う工事又はこれらの工事に伴う揚水設備設置等を行う工事をさく井工事業といいます。

この区分に該当する工事の例としては次のものがあります。

例:さく井工事、観測井工事、還元井工事、温泉掘削工事、井戸築造工事、さく孔工事、石油掘削工事、天然ガス掘削工事、揚水設備工事